2010年2月4日木曜日

【東京急行】その3:銀座

 深夜に絵を描いていたら焦げ臭くて何事かと見たらトレス台が煙を出している。驚いて分解してみると回路のコイルが焼き切れていることが判明。トレス台がないと清書が出来ぬ、甚だ不便と秋葉原に小型の蛍光灯装置を買いに行くことに。しかしそれだけでは電車賃が惜しいのでついでに銀座の画廊を巡ることにした。



 秋葉原でお姉様と黒子さんを発見。ここはよくマンガや絵の教本を買いにGamersやとらのあなに行っていたが、電気街で部品を探すのは今回が初めてだった。猫の額のような狭さの場所にカメラやら電子部品やらをズラーと並べた店店がおしくらまんじゅうをしている。ここで10Wスリム蛍光灯を点灯させる照明装置を買うことができた。

 山の手で南下し新橋駅で下車。電通のギャラリーで広告展をやっていたのでそれを見て、そこから銀座に向かったが、どう間違えたか築地に着いてしまった。実は築地で海鮮丼を食べてるのもいいと思っていたので行ってみると、築地には鮨や海鮮丼などの飲食店が集まっている所があるのだが、時刻はお昼時、大変な人が並んでいる。並ぶに慣れぬ待つに我慢出来ぬは田舎者の弊、価格も二千円などとなればそこそこに退散して、別の店で550円の親子丼の出来損ないみたいなものを食べた。
 途中歌舞伎座を見つけた。これはいずれ行ってみたいと思いつつ進むと、画廊が見つからない。地図が荒くて役に立たないのだ。



 しかし、ある画廊を見つけて、そこで銀座の画廊の地図を手に入れることができたので、これ幸いと方々訪ねた。まったく画廊と言っても大変な狭さで、銀座の雑居ビルの地下などにヒッソリ収まっているので注意を怠るとすぐに見逃してしまう。展示されている絵や彫刻に払うと同等の集中力をもって銀座は歩かないといけないのだ。一番感銘を受けたのは水彩の風景画でかなりの熟練度、色も味わいがあり、これは近いうちに風景画を描かなければと思った。4時間くらい立ちっぱなし歩きっぱなしで疲れたので有楽町駅からJRに乗って帰ってしまった。

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