2013年11月に1ヶ月ほどかけてフランス、ドイツ、ポーランド、リトアニア、ラトヴィア、エストニア、フィンランドを旅行した記録
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11月20日、バスでエストニアの首都タリンに到着。タリンはバルト海に面した都市で城壁に囲まれた中世の面影を残す旧市街がある。ハンザ同盟に属した都市であり、商業が盛んだった所だ。ユーロを導入している。物価はバルト三国で一番高い。
整備された旧市街は観光客がよく訪れる |
旧市街は石畳が美しいが、荷物を曳く旅行者にはやさしくない |
城壁が残っている。街は丘の上にあり外敵から身を守れるようになっている |
結構標高がある |
街を見渡したところ |
観光客相手のお土産屋や飲食店が並ぶ |
教会の尖塔が印象的 |
レストランで食べた食事。タリンの別の場所でご飯を食べた時、偶然居合わせた日本語を勉強していたフランス人と出会って、観光客向けだけどとても美味しいということでこのレストランを教えてもらった。やや値は張ったが、食事も美味しくサービスも良かったので満足できた。 |
これはデパートの案内タッチパネル。よくほかの国でも見かけた |
タリンは美しい街だが、パリからずっと北上しながら見続けている石造りの町並みはここにきてやや食傷気味の感じがしていた。それでタリンの海岸沿いに巨大な廃墟「リンナホール」があるのを知った時、よろこんで見に行ったのだ。
周囲の建物と比べても巨大さが分かる |
とにかくだだっ広い。運動している地元の人を見かけた |
ランチ…? |
ここの店は時々やっているようだ |
リンナホールからバルト海を臨む |
リンナホールは旧ソ連時代にコンサートホールとして建設されたが、別の目的も兼ね備えていた。つまりバルト海からNATO軍が攻めてきた時には司令部が置かれ砦として機能するようになっていたのだ。戦時には無駄に広い広場に軍用車両が展開したのだろう。いまでは全くの廃墟で巨大なコンクリートの抜け殻となっている。タリンの景気が上向けば再利用計画も浮上するだろう。
タリンの普通の町並み |
タリンの北西には格納庫を改造した博物館がある。目玉の潜水艦を中心に沿岸砲や対空戦車などが展示されている。 |
魚雷発射管 |
フライトシュミレーターまである。動きに合わせて機体が動く! |
博物館の外には警備艇が展示されている。 |
タリンは美しいところだったが、石畳なので荷物のコロが引っかかるのは苦労した。11月22日、港よりフェリーでバルト海を横断し今回の旅行の本命、フィンランドのヘルシンキに向かった(ヘルシンキ編に続く)。
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