2013年12月23日月曜日

【2013欧州旅行】その7カウナス編

2013年11月に1ヶ月ほどかけてフランス、ドイツ、ポーランド、リトアニア、ラトヴィア、エストニア、フィンランドを旅行した記録
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 11月16日早朝ポーランドのワルシャワをバスで発ち、一路リトアニアのカウナスへ。カウナスは首都ヴュルニスにつぐリトアニア第2の都市でワルシャワからはバスで8時間ほど。なぜヴュルニスでなくカウナスかというと…実はカウナスが首都だと勘違いしていたのだ。リトアニアの中央近くにあったから首都かなーと思ってたら違っていた。

利用したSIMPLE長距離バス。ポーランドからエストニアまでの移動は全部これにお世話になった。オンラインで予約。ワルシャワからカウナスまでは17ユーロと破格である。


ワルシャワカウナス間のバスにはテレビが付いている。イヤホンを持参したら映画などを楽しめる。Aチームを見た。
カウナスではR Hostelというところに泊まった。これが場所がわかりにくて、看板も出てないし、とある建物の2階にあったので探すのに苦労した。とはいえホステル自体は素晴らしかった。やや神経質な男を含む3人ほどのスタッフで運営されていて、清潔で快適だった。地元のいろいろな情報も教えてもらえた。尚ホステルの落書きコーナーにエイラを描いておいたのでもし行くことがあれば確認して欲しい。

教会。北上するにつれてだんだん三角の尖塔からタマネギ型の塔に変化していく
カウナスは第2の都市といえどそんなに大きくない。ここがメインストリート。
建物は総じてボロく年代物。素晴らしい!(・∀・)

市内ではアホ毛で電線と接続したバスが走っている。バルト三国ではよく見かける形式

いい味の工場。ロシア風だ 
天気はあまり良くなかった 
夜の光景
巨大モールAKROPOLIC。ものすごく大きい。宿のスタッフもここに行けば買い物はすべてできると言っていた。買い物をしてたらたまたまスタッフに出会ったこともある。しかし地元の商店街(メインストリート)が心配だ
ホステルで泊まってた外人と酒を飲み、仲良くなって一緒に夜の街に繰り出した。途中地元の女の子(左の3人)をナンパしてディスコに。すべて英語でやりとり、しかしたいしたバイタリティーだ。ディスコで女の子たちと踊ったりしてたが酒を飲み過ぎて気持ち悪くなったので早々に退散。翌日は午前中行動不能で、ホステルのベッドでうなされていた。外人の一人はエストニア人でエストニアについたら電話くれとメモをくれたが、後日ついた時連絡がつかなかった。残念
カウナスを首都と勘違いしたのはミスだったが、せっかくの滞在だからカウナスでしか行けないところに行こうということで、カウナス北にある第9要塞にいった。カウナスを外敵から守るために周囲に建設された要塞の一つでナチス統治時代には悲惨な収容所の一つとなった。当時のリトアニアの苦境を知ることができる博物館がある。第9要塞に行くにはバスがあるが、事前によく地元の人に聞いておいた方がいい。要塞のすぐ近くは幹線道路が走っていて下手なところで降車すると横断不能で指を加えて要塞を眺めることになる。
要塞はガイド付きで見学可能。狭く長く急降下のトンネルを下る

要塞内部
大戦時にリトアニアに逃れたユダヤ人にビザを発行してナチスの手から逃れさせた杉原千畝の展示
要塞の外見。丘にめり込むように建設されている
要塞近くのモニュメント。小国リトアニアの苦難を乗り越えた力強さを感じる
ホステルでの食事。
カウナス滞在3日目の朝、駅に向かうときの光景。とても美しい朝霧だった
カウナスにはナチスから逃れるユダヤ人を救った杉原千畝に関する展示がある杉原記念館がある。元日本領事館で、当時はビザを求めにユダヤ人が殺到したというから感慨深い。ぜひ行こうと思っていたが、なんだかんだで逃してしまいカウナス滞在最終日の夜になった時、閉館時間はとうに過ぎているが外見だけでも見ようと暗く寒い夜の中記念館に向かった。到着した時、なんとちょうど記念館を閉めて帰ろうとするスタッフに遭遇、少しの間だけ中を見せてもらうことが出来た!これがリトアニアでの旅行のハイライトだった。

11月18日、ラトヴィアのリガに向けて出発した(リガ編に続く)。

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