バターチョコレートの死は避けられなかった。ユニットの制御系スクリプトとそれに指示を出す操作系スクリプトがぜんざいの餅と小豆のように融合して分離は不可能だった。シナリオの演出は出来ない。動的にユニットを組み立てる仕組みも貧弱でユニットの追加には対応できそうにもなかった。
レッドパイはこうしたことへの反省をもとに制御系と操作系を明確に分離している。制御系への指示は特定のプロトコルで窓口を通さないとできない。バターチョコレートでは制御系のスイッチをオンにすると魂がないのにさまようお化けのようにユニットが動いていたがレッドパイではオンにしても明確に指示しない限り指一本動かない。ユニットも動的に組み立てる仕組みを最初から前提として組み込んでいる。下の写真はJSON設計データをもとにメッシュだけのゲームオブジェクトにスクリプトを適切に貼り付けてユニットになった戦車を示している。
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