2010年1月21日木曜日

【マンガ】その3:家族

 皓介の家族・笹間家と千逸の家族・神林家の両親たち。





【笹間悟郎】
 タイプ:主人公の父親
年齢:36
特徴:温厚、信頼
炭坑で働く。荒くれ鉱夫のなかで慕われるリーダー。皓介の長所をよく認めている。
物語における要約
合併話が持ち上がり、会社と労働者が対立するなか板挟みになり悩む。神林貫治ら活動家から共闘を持ちかけられ最初は断るが最終的に会社に反旗を翻す労働者のリーダーとなることを決意する。

【笹間暢子】
タイプ:主人公の母親
年齢:31
特徴:しっかり、気丈な、優しい
合併騒動で苦労する夫を心配する。皓介には鉱夫以外の仕事に就いてもっと楽な生活をして欲しいと考えている。しかし自身は今の立場に満足していて他の階層に対してはやや排他的な見方を持つ。
物語における要約
夫を助ける。皓介が自分たちの階層以外の人とつきあうことに対してやや懸念を示す。

【神林詠一】
年齢:43
特徴:上昇志向、金銭第一主義
炭坑会社を経営する。貧しい出で大変な苦労をして会社を設立した。自分が苦労した分、子に楽をさせたいと願っている。結果、上昇志向が強い。その自分の努力を否定しフーテン生活に走った息子を憎む一方、娘に大きな期待を寄せる。貧しい層にも一定の理解を示すが資産家となったいまその感覚は薄れてきている。
物語における要約
より多くの収入を目指し合併交渉を進め、反対する労働者に対してはヤクザを雇って攻撃し反発を高める。娘が皓介をはじめ下の階層の人々とつきあうのを嫌がる。娘に将来会社の重責を担うことを期待し、交渉の場に同席させる。

【神林篤子】
年齢:38
特徴:排他的、高慢、高貴
上流階級の出。良い環境のみが優れた人間をつくると信じる彼女は子供たちに投資を惜しまない一方、劣悪な環境で暮らす人々を蔑んでいる。この選民意識は子らに伝染した。息子がなぜ活動家になったのか理解に苦しんでいる。夫と同じく娘に大きな期待を抱いている。
物語における要約
合併に反対する労働者に対して強弁な措置をとるよう夫に促す。娘が皓介をはじめ下の階層の人々とつきあうのを嫌がる。


 ・・・等々々々々。設定がきちんと物語に反映できて、かつマンガとして描写できるか不安です。キャラデザ・プロットは今月中に完了させて、来月からはラフ描きに入る予定です。

 

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